ライブコマースの選び方を徹底解説!どんなサービスが使えるの?タイプ別にサービスを紹介

  • 公開日:2022/07/20

近年、オンラインでの商品購入が主流となる中、ライブ配信を通して商品PRから購入までを完結させることができる「ライブコマース」が注目を集めています。

ライブコマースを実施する企業が多くなる中で、ライブコマースを実施できるプラットフォームもさまざまな種類が展開されています。この記事を読んでいる方にも、ライブコマースを実施する際にはどのようなサービスの選択肢があるか気になる方も多いのではないでしょうか?

そこで今回は、ライブコマースにはどのようなサービスがあるのか、タイプ別に詳しく紹介します。ライブコマースの導入を検討しており、サービスの種類を知りたい方はぜひ参考にしてみてください。

目次

そもそもライブコマースとは?

ライブコマースとは、ライブ配信を通して商品をPRしながら商品購入を促すマーケティング手法です。

イメージとしてはテレビの通販番組に近い形式ですが、ライブコマースではリアルタイムに視聴者と配信者がコメント機能を通してコミュニケーションを取れるため、より商品に対する理解を深めやすいのが特徴です。 テレビの生放送のように臨場感を味わいながら、双方向のやりとりができる新しいインターネット上での販売手法と言えるでしょう。

関連記事:ライブコマースとは?注目される理由と活用するメリットを解説

ライブコマースの代表的な形態

ここでは、ライブコマースサービスの種類を紹介します。ライブコマースにはさまざまな形がありますが、代表的なものとして以下3つのタイプが存在します。

・SaaS型
・SNS型
・ECモール型

SaaS型

まずはSaaS型のライブコマースサービスです。SaaSとは「Software as a Service」の略称で、クラウドサーバー上にあるソフトウェアをユーザーが利用できるサービスのことを指します。

SaaS型のライブコマースサービスでは、すでにライブ配信や商品購入といった機能が備わった状態のプラットフォームが利用できるため、わざわざECサイトの改修など開発する手間が必要なく、すぐにライブコマースを始められます。

また、事業者専用の環境として用意するため、SNS型のように関連動画や広告表示が行われることがないため、視聴者の離脱が発生しにくく、高いコンバージョン率(CVR)が見込めるのも大きなメリットです。具体的なサービスとしては以下のものがあります。

・Live kit
・TAGsAPI
・HandsUP

SNS型

ライブコマースはSNSのライブ機能を利用して始めることもできます。ライブコマースをSNSでするメリットは、なんといっても利用料が無料であることです。もちろんライブ機能も無料で使えますし、企業が自社のSNSアカウントをすでに持っていれば、そのアカウントでライブ配信ができます。

また、SNSは拡散性が非常に強いため、ユーザー同士のつながりからライブ配信が拡散し、より多くの人に見てもらえる可能性が高くなります。アカウントフォロワーにライブの事前告知も可能であるため、視聴数を確保しやすいという点も大きなメリットです。具体的には以下がライブ機能を備えているものとして代表的なSNSです。

・Instagram
・YouTube
・LIVEBUY

ECモール型

最後はECモール型のライブコマースサービスです。ECモールとは、複数の企業やショップが出店しているタイプのECサイトで、最近ではECモール運営事業者が出店者に対してライブコマースの場を提供することが増えています。

特徴としては、すでに多くの消費者から認知されているECモールを利用してライブコマースができるため、ライブ配信をみた消費者が安心して商品を購入しやすいという点です。

また、ライブコマースをECモール上でやる場合、たまたまアクセスしていた消費者がライブ配信を視聴し商品を購入してくれる可能性があるという点もECモール型の強みです。

ECモール上で実施されているポイントプログラムなどとも相性が良く、商品の購買動機に繋がりやすい点も大きな魅力と言えるでしょう。ただし、ECモール型でのライブコマースでは、ライブ配信から自社のECサイトや店舗への誘導がECモールの規約上NGというケースが多い点に注意が必要です。具体的なサービスとしては以下のものが代表例として挙げられます。

・Rakuten LIVE
・au PAYマーケット ライブTV

ライブコマースサービスを選ぶポイント

ここでは、ライブコマースサービスを選ぶポイントを解説します。具体的には以下のポイントからサービスを選ぶのが良いでしょう。
・ユーザー層がマッチしているか
・手数料などのコスト面
・商品ジャンルが自社商品とマッチしているか

ユーザー層がマッチしているか

1点目は「ユーザー層がマッチしているか」です。媒体によってユーザー層が異なっており、SNSの中でも10代〜20代が中心の媒体もあれば、30代以降のユーザーが多い媒体も存在します。自社の商品特性や商品のターゲットに近いユーザーが多く利用する媒体でライブコマースを実施することで、ユーザーの共感を得やすく商品購入を促しやすくなるでしょう。

手数料などのコスト面

2点目は「手数料などのコスト面」です。例えば、SaaS型やECモール型サービスを利用する場合、商品が販売できたときに手数料が発生したり、プラットフォームの導入費用などがかかったりします

他にも、ライブコマースを実施するには商品の配送料や撮影機材の購入費などさまざまなコストがかかります。

利用するライブコマースサービスによって導入費用や手数料などは変わってくるため、自社の予算を考慮しながら、事前に見積りを取ることでコストパフォーマンスに優れたサービスを利用した方が良いでしょう。

商品ジャンルが自社商品とマッチしているか

3点目は「商品ジャンルが自社商品とマッチしているか」です。このポイントはECモール型のような商品を販売しているプラットフォーム上でライブコマースを実施する際に当てはまるポイントです。

プラットフォームによってはアパレル関係が中心なものもあれば、食品を中心に扱っているなどそれぞれ扱う商品の傾向が異なる場合があります。

そのため、ライブコマースで売り出したい自社商品がそのプラットフォームで扱う商品ジャンルに近い方が、商品購入に繋がりやすいでしょう。ライブコマースをECモール型で行う場合には、事前に商品ジャンルがマッチするか見極めておくことをおすすめします。

ライブコマースを導入するなら「Live kit」がおすすめな4つの理由

ライブコマースサービスには多くの種類が存在しますが、その中でも「Live kit」はライブコマースに役立つさまざまな機能を備えています。ここではLive kitの特徴の中から、以下の4点に絞って解説します。
・コマースとエンターテインメントの両方で活用できる
・ライブ配信の詳細な分析が可能
・幅広い商品ジャンルに対応できるインフルエンサーをキャスティング
・専門コンサルタントが目標設定から伴走型でサポート

1.コマースとエンターテインメントの両方で活用できる

1点目は「コマースとエンターテインメントの両方で活用できる」という点です。Live kitでは、ライブ配信で商品をPRし商品購入もできるコマースとしての機能はもちろん、ライブ配信のコンテンツ自体を楽しむエンターテインメントとしての機能も有しています。

例えば、ライブ配信中にいいねやコメントができる機能や投げ銭機能など、ライブ配信を盛り上げられる機能がついており、ライブ配信を通して視聴者のファン化を狙うことも可能です。

視聴者を限定したプライベート配信やライブ配信の有料化などもできるため、幅広い用途でのライブ配信ができます。

2.ライブ配信の詳細な分析が可能

2点目は「ライブ配信の詳細な分析が可能」である点です。Live kitには、ライブ配信中の視聴者の推移や視聴者の行動といったデータを集計し、分析できる機能が備わっています。

ライブ配信に対する視聴者のリアクションなども計測できるため、ライブ配信の良い点や悪い点も把握しやすく、ライブ配信の質向上に役立てられるでしょう。集計したデータをグラフ化してみられるため、データ把握がしやすい点も大きな魅力です。

3.幅広い商品ジャンルに対応できるインフルエンサーをキャスティング

3点目は「幅広い商品ジャンルに対応できるインフルエンサーをキャスティング」できる点です。Live kitでは、多種多様なインフルエンサーから企業の商品や企画にマッチしたインフルエンサーをキャスティングできます。

4.専門コンサルタントが目標設定から伴走型でサポート

4点目は「専門コンサルタントが目標設定から伴走型でサポート」できる点です。Live kitではお客様ごとに専門のコンサルタント(カスタマーサクセスチーム)が存在します
ライブコマースの目標設定や利用シーン等から、詳細な演出まで共にライブコマースを作り上げていくことが可能になっています。
コンサルタントが豊富な過去の配信事例やデータに基づき、配信の改善提案を行い伴走型で支援していきます。そのため、ライブコマースの知識はゼロからでも Live kit なら安心して取り組むことができます。

関連記事:ライブコマースを成功に導く「分析」方法を解説。改善して売上アップ!

まとめ

ライブコマースサービスには多くの種類があり、SNSのライブ機能を使って配信できるものもあれば、SaaS型やECモール型のようにライブコマースの機能が盛り込まれたサービスもあります。

また、Live kitはIT導入補助金の対象に認定されています。
IT導入補助金を使うことでお手軽にサービスをご使用いただけます。詳しくはこちらの記事をご覧ください。
【最大補助率3/4以内】Live kit が「IT導入補助金2022」の申請対象に認定されました。

それぞれのサービスでは特徴や強みが異なってくるため、自社の商品にマッチするライブコマースサービスを選び、ライブコマースを成功させましょう。Live kitに関するお問い合わせはこちらから。