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ライブコマースの利用実態。世代・性別での違いと傾向を解説!

       

公開日:2022/09/13 

       

ライブ配信とオンライン販売を組み合わせた新しい販売手法「ライブコマース」は、アパレルや食品をはじめとしたさまざまな業界で注目され始めています。ライブコマースを実施するにあたっては、最新の利用実態やユーザー層を知ることが大切です。

この記事では、当社が行った調査をもとにライブコマース視聴のきっかけ、購入商品や購入理由について解説します。

1.利用意向を把握して売上アップを目指そう

「なぜ視聴したのか」といった利用意向や「何を購入したのか」といった利用実態の正確な把握は、ライブコマースの売上アップに関わる重要なポイントです。

利用の意向・実態がわかれば、視聴者ニーズに合った配信を企画・実行できます。そして視聴者の興味を引ける配信であれば自然に視聴者数が伸び、視聴維持率も高くなります。視聴者数が多い・視聴維持率が高い配信の方が売上が多いことは、言うまでもないでしょう。

したがって、ユーザーの利用意向・利用実態の把握がライブコマースの売上アップにつながると言えます。

2.ライブコマース視聴経験のある方への調査結果

ここからは、Live kitで行った実際の調査データをもとに解説します。アンケート概要は下記の通りです。

●世代:Z世代(18〜24歳)からシニア世代(55歳〜)まで
●性別:男女
●回答数:692
●複数回答可

2-1.ライブコマースを視聴したきっかけ

世代性別最も多かった回答次に多かった回答
Z世代
15~24歳以下
男性SNSでたまたま見かけた好きな有名人・インフルエンサーの紹介
女性SNSでたまたま見かけた好きな有名人・インフルエンサーの紹介
ミレニアル世代
25~34歳以下
男性SNSでたまたま見かけた好きなブランド・ショップの紹介
女性SNSでたまたま見かけた好きな有名人・インフルエンサーの紹介
Y世代
35~44歳以下
男性SNSでたまたま見かけた好きな有名人・インフルエンサーの紹介
女性SNSでたまたま見かけた好きなブランド・ショップの紹介
X世代
45~54歳以下
男性SNSでたまたま見かけた新商品販売に関する広告
女性SNSでたまたま見かけた好きな有名人・インフルエンサーの紹介
・仲の良い知人・家族の紹介
シニア世代
55~74歳以下
男性SNSでたまたま見かけた好きなブランド・ショップの紹介
女性SNSでたまたま見かけた特価販売に関する広告(同率1位)

世代・性別を問わずSNS経由でライブコマースを視聴した方が最も多く、SNS活用の重要性がわかる結果となりました。
また若い世代を中心に「好きな有名人・インフルエンサーの紹介」で視聴した方も多く、配信・宣伝へのインフルエンサーの起用もライブコマースの視聴者数増加に効果的と言えます。

2-2.ライブコマースを視聴した理由

世代性別最も多かった回答次に多かった回答
Z世代
15~24歳以下
男性好きな配信者だった暇だった
女性好きな配信者だった購入したい商品があった
ミレニアル世代
25~34歳以下
男性好きな配信者だった購入したい商品があった
女性偶然配信がやっていた・購入したい商品があった
・好きな配信者だった
・暇だった
Y世代
35~44歳以下
男性暇だった・購入したい商品があった
・有益な情報が聞けそうだった
女性好きな配信者だった有益な情報が聞けそうだった
X世代
45~54歳以下
男性好きな配信者だった・好きな企業・ショップだった
・偶然配信がやっていた
女性好きな配信者だった使用感を知りたい商品があった
シニア世代
55~74歳以下
男性購入したい商品があった・使用感を知りたい商品があった
・有益な情報が聞けそうだった
・偶然配信がやっていた
女性購入したい商品があった好きな配信者だった

ライブコマースを視聴した理由は、視聴したきっかけと比べてばらつきのある結果でした。
「好きな配信者だったから」という回答が最も多いものの、暇だった・偶然ライブを見かけたといった理由も目立ちます。偶然見かけたユーザーの興味・関心を引ける企画を立てることが重要と言えるでしょう。

2-3.ライブコマースで視聴した配信内容

世代性別最も多かった回答次に多かった回答
Z世代
15~24歳以下
男性有名人によるファン向け配信商品の使い方・機能の紹介
女性有名人によるファン向け配信商品の使い方・機能の紹介
ミレニアル世代
25~34歳以下
男性有名人によるファン向け配信商品の使い方・機能の紹介
女性有名人によるファン向け配信商品の使い方・機能の紹介
Y世代
35~44歳以下
男性有名人によるファン向け配信商品の使い方・機能の紹介
女性有名人によるファン向け配信商品の使い方・機能の紹介
X世代
45~54歳以下
男性有名人によるファン向け配信商品の使い方・機能の紹介
女性有名人によるファン向け配信商品の使い方・機能の紹介
シニア世代
55~74歳以下
男性有名人によるファン向け配信商品の使い方・機能の紹介
女性有名人によるファン向け配信商品の使い方・機能の紹介

全ての世代・性別で「有名人によるファン向け配信」と「商品の使い方・機能の紹介」が1位、2位を独占する形となりました。
特に有名人によるファン向け配信はZ世代の男女両方で56%を超えており、若い世代の興味を強く引きつける配信内容であることがわかります。

2-4.ライブコマースで購入した商品

世代性別最も多かった回答次に多かった回答
Z世代
15~24歳以下
男性CD・DVDおもちゃ・趣味関連
女性メイク・美容関連アパレル
ミレニアル世代
25~34歳以下
男性家電・コンピューターグルメ・ドリンク
女性メイク・美容関連アパレル(同率1位)
Y世代
35~44歳以下
男性グルメ・ドリンク家電・コンピューター
女性メイク・美容関連生活雑貨・インテリア
X世代
45~54歳以下
男性生活雑貨・インテリアアパレル、家電・コンピューター、おもちゃ・趣味関連
女性メイク・美容関連グルメ・ドリンク
シニア世代
55~74歳以下
男性生活雑貨・インテリア家電・コンピューター
女性グルメ・ドリンクメイク・美容関連、アパレル(同率1位)

購入商品については、性別による差が顕著に表れました。
女性は「メイク・美容関連」が全ての年代で最も多い回答となり、コスメ系配信の人気の高さが伺えます。
一方男性は、ミレニアル以上の世代で「家電・コンピューター」が人気を集めた結果です。

2-5.ライブコマースで商品を購入した理由

世代性別最も多かった回答次に多かった回答
Z世代
15~24歳以下
男性配信で良い商品だと思ったもともと気になっていた
女性もともと気になっていた・安かった、クーポンがあった
・限定のおまけがあった
・配信で良い商品だと思った
・配信で使用イメージが湧いた
ミレニアル世代
25~34歳以下
男性もともと気になっていた配信で良い商品だと思った
女性もともと気になっていた好きな企業・ショップだった
Y世代
35~44歳以下
男性もともと気になっていた・好きな企業・ショップだった
・配信限定販売だった
女性好きな企業・ショップだった配信で使用イメージが湧いた
X世代
45~54歳以下
男性もともと気になっていた配信で良い商品だと思った
女性好きな企業・ショップだったもともと気になっていた
シニア世代
55~74歳以下
男性もともと気になっていた配信で良い商品だと思った
女性もともと気になっていた・好きな企業・ショップだった
・配信限定販売だった

商品の購入理由では「もともと気になっていた」が最も多く、Y世代の女性を除く全ての世代・性別で1番目もしくは2番目に多い回答でした。ライブコマースではもともと人気なアイテムや、季節の新商品などを扱うと売れやすいと言えるでしょう。
「好きな企業・ショップだった」という回答も多く、ロイヤリティの高い顧客はライブコマースでも購入してくれるという結果です。

2-6.ライブコマースで商品を購入しなかった理由

世代性別最も多かった回答次に多かった回答
Z世代
15~24歳以下
男性気になる商品がなかった実物を見て購入したかった(同率1位)
女性気になる商品がなかった途中で離脱した
ミレニアル世代
25~34歳以下
男性気になる商品がなかった商品やサービスが紹介されていない
女性気になる商品がなかった商品やサービスが紹介されていない
Y世代
35~44歳以下
男性気になる商品がなかった商品やサービスが紹介されていない
女性気になる商品がなかった商品やサービスが紹介されていない
X世代
45~54歳以下
男性気になる商品がなかった実物を見て購入したかった
女性気になる商品がなかった商品やサービスが紹介されていない
シニア世代
55~74歳以下
男性商品やサービスが紹介されていない実物を見て購入したかった(同率1位)
女性商品やサービスが紹介されていない実物を見て購入したかった

シニアを除いた全世代の男女で最も多かったのが「気になる商品がなかった」という回答でした。上記の結果から、人気のない商品をライブコマースの力で売り出そうといった戦略は失敗しやすいと予想できます。
また「実物を見て購入したかった」「使用イメージが湧かなかった」という意見も目立ち、通常のECとライブコマースの差別化の必要性が浮き彫りになりました。

3.性別によるライブコマース利用実態の違いについて

今回の調査では、ライブコマースの利用実態に関して性別による大きな差はほぼ見られませんでした。購入商品では男性の回答に「家電・コンピューター」が、女性の回答に「メイク・美容関連」が多いものの、そもそもの商品特性によるものと考えられます。
ライブコマースの企画・実行にあたっては、視聴者の性別よりも一人ひとりの感情や商品の特徴・性質に着目すべきであると言えるでしょう。

4.ライブコマースの利用実態まとめ

この記事ではライブコマースの利用実態や性差について、当社で行った調査のデータをもとに解説しました。
ライブコマースの売上アップには、利用実態の正確な把握が欠かせません。ライブコマースを行う企業、担当者方は是非参考にしてみてはいかがでしょうか。

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