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国内ライブコマースの活用事例を紹介。失敗しないために知っておこう!

       

公開日:2022/07/28 

       

コロナ禍の影響でオンラインでのコミュニケーションが増加する中、商品購入もオンラインで行うのが当たり前となりつつあります。そんな中で、ライブ配信で商品を紹介し販売するマーケティング手法である「ライブコマース」が注目を集めています。

ライブコマースを検討する企業も多い中、どのようにライブコマースが活用されているのか気になる方も多いのではないでしょうか?

そこで今回は、ライブコマースの活用事例を活用ポイントとともに紹介します。ライブコマースの導入を検討しており、活用事例を詳しく知りたい方はぜひ参考にしてみてください。

ライブコマースが活用される業界とは?

ここでは、ライブコマースがどのような業界で活用されているかについて解説します。ライブコマースは様々な業界で導入が進んでいますが、現在はアパレルや化粧品業界を中心に多く活用されています

アパレルや化粧品業界を中心にライブコマースの活用が進む

特にライブコマースが活発に利用される業界としてアパレルや化粧品業界が挙げられます。アパレルや化粧品はECサイトでの購入も多く行われているカテゴリですが、アパレルであればサイズ感や素材感の把握、化粧品は実際の色味や香りなどがサイト上では伝わりづらく、商品のイメージが湧きにくいことが難点でした。

一方でライブコマースではライブ配信することで、商品を実際に着用・使用した様子を配信できるため、視聴者が商品の利用イメージを具体化しやすく、安心して商品を購入しやすくなります。そのため、現在では多くのアパレルや化粧品を販売する企業がライブコマースを利用しているのです。

大手百貨店や商業施設などでも活用される

最近では、大手百貨店や商業施設などの小売業においてもライブコマースの導入が進んでいます。小売業はコロナ禍の影響を大きく受けた業界であり、消費者が店舗に直接足を運ぶ機会が少なくなったことからECサイトでのオンライン販売に注力している事業者も多くなっています

そうした中、アパレルや化粧品業界と同様に販売する商品についてサイト上だけでは商品の良さを伝えづらいためライブコマースを活用する事例が増えてきているのです。

国内では三越伊勢丹などがいち早くライブコマースを開始し、成果を上げています。

ライブコマースの活用事例を紹介!

ここでは、国内ライブコマースの活用事例を解説します。具体的には以下の目的別にライブコマースサービス「Live kit」の活用事例を紹介していきます。

●エンゲージメント向上事例
●販売促進・店舗への来店促進事例
●新しい顧客層の獲得事例

関連記事:アパレル業界のライブコマース事例を紹介。メリットや成功のポイントもあわせて解説!

①エンゲージメント向上事例

まずはライブコマースで顧客のエンゲージメントが向上した例です。エンゲージメントとは、企業と顧客のつながりを意味します。具体的には以下の2つの事例を紹介します。
●「T-SHOP」
●「小学館LIVE!」

●「T-SHOP」

「T-SHOP」はプロ野球球団「阪神タイガース」が運営するオンラインショップで、季節に応じてバリエーションに富んだ阪神タイガース関連グッズを販売しています。T-SHOPでは定期的(基本的に毎週土曜日)にライブコマース配信を行っています。タイガースの元選手である今成亮太さんがコマーサーとなり、球団グッズを紹介し、視聴者との掛け合いも行いながら番組としても楽しめる内容です。
元々はコロナ禍で球場に足を運べないタイガースファンのために、商品紹介や販売を目的として始められましたが、現在では毎週定期的にライブ配信することで、ファンとのエンゲージメントを高める役割も担っています。

●「小学館LIVE!」

「小学館LIVE!」は株式会社小学館が運営しているライブコマースで、雑誌媒体とメーカーのコラボ配信を不定期で開催しています。過去にはアウトドア雑誌「BE-PAL」の読者やSNSのフォロワー向けにキャンプ場からライブコマースを配信しました。ライブ配信は雑誌の発売日前日に開催され、視聴者のコメントとして「明日発売の雑誌も購入します」といったコメントも見受けられました。
チパチと焚火の音が聞こえる中、この日の紹介商品で実際に調理をするシーンなどを通し、商品の魅力を丁寧に伝えています。
雑誌読者やSNSのフォロワーのエンゲージメント向上はもちろん、雑誌とオンラインで双方向の送客にも成功しています。

関連記事:ファンマーケティングとは?メリット・デメリット、実践のポイントを解説

②販売促進・店舗への来店促進事例

続いて、販売促進・店舗への来店促進事例です。具体的には以下の2つを紹介します。

●「ヤマダウェブコム」
●「B-tops LIVE」

●「ヤマダウェブコム」

「ヤマダウェブコム」は、家電量販店でお馴染みのヤマダデンキが運営するオンラインショップです。ヤマダウェブコムでは、アプリ会員向けにライブコマースを配信しており、期間限定セール品、おすすめ商品をテレビショッピング経験のある名物店員が紹介しています。
テレビショッピング風に見やすい雰囲気作りをしつつ、実演シーンも多く取り入れているため、商品の使用感をイメージしやすい配信となっています。 このライブ配信を取り入れることで、オンラインでの購入率向上や商品の認知率向上に貢献しています。

●「B-tops LIVE」

「B-tops LIVE」は、株式会社センテンスが運営するライブコマースです。元々「B-tops」というテレビ通販番組を制作されていますが、テレビ視聴の減少への対応策としてライブコマースを開始しました。テレビ通販で培ってきたノウハウを活かし、クオリティの高いライブ配信をスマホで視聴できることが最大の特徴です。
人気タレントが初めてプロデュースした化粧品をライブ特別価格で提供するなど、独自性のある内容を配信することで多くの視聴者から驚きや質問が寄せられるなど配信自体も大きく盛り上がりを見せています。
こうした配信の盛り上がりから、自社の新規顧客獲得など販売促進に繋げている事例です。

③新しい顧客層の獲得事例

最後は、新しい顧客層を獲得した事例です。具体的には以下2つの事例が挙げられます。
●「レトロ婚フェス」
●「地域産品の情報発信」

●「レトロ婚フェス」

「レトロ婚フェス」は、バリューマネジメント株式会社が運営するウェディングイベントで、式場を検討する新郎新婦に向けてライブ配信を行いました。ライブ配信は式場から行っており、本来であれば、直接式場に足を運ばないとわからないような景色や会場内の情報を提供しています。
ライブ配信を活用することで、これまで式場に足を運べなかった遠方の顧客や実際の式場見学には少しハードルの高さを感じているような潜在顧客気軽に参加できるようになり、新たな顧客層の開拓に挑戦しています。

●「地域産品の情報発信」

株式会社ただいまは自治体などに向けて地域活性化の支援を行っており、その一環としてライブコマースを活用しています。
具体的には、都内に本社のある企業の労働組合員を対象に定期的にライブ配信しており、SDGsなどをテーマに地方の産品を紹介することで、企業の福利厚生と地方活性化をうまくマッチさせています。
地方の事業者が単独ではなかなかアプローチすることが難しい都心勤務者を顧客として獲得することに成功しています。

ライブコマースを活用するポイント

ここでは、ライブコマースを活用するポイントについて解説します。具体的には以下のポイントが大切となるでしょう。

●いかに視聴者を集めるかがカギ
●台本やコンテンツを事前準備する
●ライブ限定商品や特価販売などの販売促進施策も実施
●配信データの分析で定期的な改善を

関連記事:CVR20%超えを実現!ライブコマースで視聴率・購入率アップを実現する”秘策”とは?【セミナーレポート】

1.いかに視聴者を集めるかがカギ

1点目は「いかに視聴者を集めるかがカギ」ということです。そのためにも、SNS等を駆使し事前にライブ告知するなど集客に力を入れましょう。

また、自社商品のターゲットをしっかり分析し、効果的な配信者を設定することも重要です。自社の社員を起用する場合、配信者の印象が企業のブランドイメージに大きく影響するため、自社の商品知識があり話し慣れている人を選んだほうが良いでしょう。

2.台本やコンテンツを事前準備する

2点目は「台本やコンテンツの事前準備を行う」ことです。ライブ配信中は臨機応変な対応を求められますが、事前の準備なしでは盛り上がる配信にすることが難しいでしょう。

そのため、事前にどのような流れで進めるか台本を作成し、ライブ配信を盛り上げられるコンテンツを用意しておくことが大切です。
インフルエンサーなどを起用する場合は、事前に商品を使用してもらうことで、インフルエンサー自身の言葉で商品の良さを視聴者に伝えられるようになります。

3.ライブ限定商品や特価販売などの販売促進施策を実施

3点目が「ライブ限定商品や特価販売などの販売促進施策を実施」することです。ライブコマースを実施したとしても、その場で購入する動機が働かない場合には、なかなか商品の購入に繋がりません。

そのため、ライブ配信の企画を練り上げるだけでなく、ライブ限定商品の販売や割引クーポンなどの販売促進施策も同時に行いましょう。

4.配信データの分析で定期的な改善を

4点目が「配信データの分析で定期的な改善」をすることです。多くのライブコマースサービスにはライブ配信の視聴者数や購入数などのデータを収集し、分析できる機能がついています。

ライブ配信データの分析結果を活用することで、ライブ配信の課題点や改善策を見つけ出しやすくなり、ライブ配信の質を向上させられます。
ライブ配信の質は商品購入数にも直接影響する大切な要素であるため、継続的に改善活動を行いましょう。成功している他社事例を参考にすることも大切です。

関連記事:ライブコマースを成功に導く「分析」方法を解説。改善して売上アップ!

まとめ

ライブコマースはアパレルや化粧品業界を中心に、多くの業界で活用されています。
ECサイトで商品を紹介するよりも、商品の使用感などを伝えやすいため、視聴者が商品を利用するイメージを沸かせやすく、商品購入にもつながりやすくなります。

Live kit ではライブコマースに関するサポートは勿論のこと、本記事には載せきることができなかった他社事例を踏まえて、ライブ配信の目標や目標達成に必要な施策もご提案していきます。
また、システム会社であるBIPROGYだからこその高度な分析支援も行っています。
今回紹介したライブコマースの活用事例を参考に、様々な目的に応じた効果的なライブコマースを実施していきましょう。

Live kitに関するお問い合わせはこちらから。