【株式会社エラン様インタビュー】アナログな顧客接点を起点にデジタルでリーチを広げる、エランの看護師向けライブコマースへの挑戦
- 公開日:2023/10/19
本記事では「Live kit」をご導入いただいている事業者様にインタビューを実施し、導入の背景や企画の裏側、想いをご紹介します。
株式会社エラン
病院の患者様、介護施設等の入所者様やご家族様が 「手ぶらで入院・入所」「手ぶらで面会」「手ぶらで退院・退所」できるよう、 入院・入所生活に必要となる衣類・タオル・紙おむつや日常生活用品などを 日額定額制でレンタルいただけるサービス「CSセット」をメイン事業に展開している、ヘルスケアサポート企業です。
https://www.kkelan.com/
事業開発部 新事業推進課 金氏
事業開発部 佐藤氏
―ご担当されている部署や領域について教えてください。
金氏:事業開発本部 新事業推進課に所属しています。この部署では当社のメイン事業であるCSセットの付加価値サービスを考えたり、次の会社の柱になりうる事業を開発、推進していく部署です。
今回は新しい事業案としてライブコマースに取り組みました。
ライブコマースのPJリーダーとなる金さん、そして佐藤さんに本プロジェクトの裏側をインタビューしました。
ライブコマースの活用方法
―今回どのような背景があってこのプロジェクトを始められたのでしょうか?始められた理由について教えてください。
金氏:当社のお客様は病気やケガで入院した方や、介護施設に入所された方が中心です。
そういった方々がCSセットのご利用者様になるのですが、CSセットをご利用いただく為に医療・介護従事者、特に看護師様と関わることが多くあります。今回は日頃の感謝を込めて、職員様に喜んでいただける企画を作りたいという想いがありました。
当社は、顧客接点を直に持っているところが特徴です。担当営業がCSセットを申し込まれた方がいらっしゃる病院や介護施設に訪問し、職員様とお話をしています。
そのため、CSセットのご利用者様とだけでなく看護師様を含む医療・介護従事者と繋がっています。
医療・介護従事者といっても経営層ではなく、現場の方々と繋がっています。そのつながりを何とか活かせないか、さらには職員様向けに感謝の意を示したくてこのような企画に行きつきました。
Live kit:ありがとうございます!最初このお話を伺ったとき、とても面白い取り組みだと思いました。不特定多数の多くの人に向けて配信するのではなく、一部のクローズドな方に向けた企画を展開されたいと聞いて、とてもライブコマースと相性が良いのではないかと思いました!
Live kit導入の決め手
ー数あるツールの中でLive kitを選んでいただいた理由は何でしょうか?
金氏:一番の理由は御社がIT企業であり、データ分析や、顧客体験の取得などのサポートが手厚い所です。それだけでなく、ライブ配信時しっかり伴走していただけるところに魅力を感じました。
機能的な面ではアーカイブ機能周辺が大きな要因でした。
アーカイブ期間が無制限であり、さらにはライブとアーカイブの配信のURLが変わらないところがとても使いやすいと思い選びました。
Live kit:ありがとうございます!弊社では顧客体験や顧客接点からDXを推進する活動もしていて、まさしく評価いただいたところになります。今後その分野でも支援できると嬉しいです!
金氏:はい、是非ともよろしくお願いします!
今後の展望
ーライブコマース、Live kit をこれからどのように活用していく予定ですか?このプロジェクトの未来像を教えてください。
金氏:顧客接点と当社の営業力が掛け合わさると最大限ライブコマースの効果が引き出せるのではないかと考えています。
そしてゆくゆくは“株式会社エラン”としてのファンを増やしていければいいなと思っています。
Live kit:今回視聴者をCSセットのご利用者様ではなく、職員様にしたのは何か理由があるのでしょうか?
金氏:入院・入所されている方が当社サービスのメイン利用者ですが、その方々へつなげてくれるのが看護師様などの職員様です。その職員様をファンにすることでそこから入院・入所されている方へも繋がっていけると考えています。
最終的には“株式会社エラン”の1つのチャネルとして、成り立っていけばいいなと思っています。
佐藤氏:エランには、3つのWin-Win-Winという考え方があります。
3つというのはご利用者様とそのご家族様、リネンサプライ業者等、そしてご利用者様へつなげていただく医療・介護従事者(職員)様のことです。
当社が中心となってこのWin-Win-Winの関係を構築します。
関わったみんなが笑顔になれる関係性を作ろうと考えていましたが、その1つである看護師様を巻き込むことが中々できていませんでした。
今回のライブコマースで特別価格で看護師様向けの商品を提供することで、感謝の意を示すことができたら嬉しいと思っています。
金氏:ライブコマースを視聴してくださった看護師様がもっと株式会社エランを身近に感じてもらえたのではないかと思います。
実際の反響
ーライブコマースを実際に実施されてみて反響などいかがでしたか?
金氏:社内からは自社の良さや雰囲気が伝わる配信だったと大好評でした。
実際に病院の統括看護部長や事務長など上位の方にもご視聴いただきました。
今回の配信では20~30代の若手看護師様向けに個人販売を想定していたのですが、上位の方にも観てもらえたので、病院単位で導入を検討いただいている状況です。想定していなかったプラスの事態も発生しています(笑)
Live kit:当初BtoC向けを想定して配信してみたら、結果的にBtoBにも刺さったというのは非常に面白いですね。
ライブ配信をする上で難しかったところ
ーそれでは実際にライブ配信をする上で難しかったところはありますか?
金氏:告知の媒体や方法です。今回の視聴者に当たる看護師様の連絡先を所有していなかったので、メールなどで告知できませんでした。
Live kit:ではどのように告知したのでしょうか?
金氏:担当営業がライブコマースの視聴用二次元バーコードが印刷されているチラシを持って各病院や介護施設へ配りました。そのため物理的に時間はかかってしまいました。
今回本プロジェクトをきっかけに看護師様などの職員様専用のLINEも開設して、デジタルでも接点をもてるように取り組みました。
Live kit:ライブコマースでは告知がとても大切です!LINEが浸透していけば告知も楽になりますね!
(株)BIPROGYへの今後の期待
ーBIPROGY※に今後期待することはありますか?
※Live kit は(株)BIPROGYが運営・提供しています
金氏:当社には活用できていないデータがかなりあります。
そこをどう活かしていけるかを御社にならお願いできると思っています。
Live kit:ライブコマース以外も支援できるところが弊社の特徴ですので、是非任せてください!
金さん、佐藤さん、熱い想いを語っていただきありがとうございました!
Live kit としても全力でこれからもサポートさせていただきます!
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